近年、自宅の庭や別荘、宿泊施設などに屋外用サウナを設置する人が増えています。
自然を感じながらととのう贅沢な時間は、日常の延長でありながら特別な体験です。
屋外用サウナを調べ始めると、さまざまな種類が出てきて「結局どれがいいのかわからない」「自分では判断が難しい」と迷ってしまう方も少なくありません。
見た目の好みや価格だけで選んでしまうと、後悔につながるケースもあります。
本記事では、これから屋外用サウナを検討する方に向けて、屋外用サウナの代表的な種類をバレルサウナ/木製BOX型サウナ/小屋型サウナの3つに分け、長く満足して使うための選び方や考え方を分かりやすく整理します。
自分に合った屋外用サウナを選ぶための判断材料として、ぜひ最後までご覧ください。

屋外用サウナの代表的な種類とは?

屋外用サウナを検討すると「バレルサウナ」「ボックス型サウナ」「小型サウナ」というさまざまな呼び方を目にします。
ただし、実は屋外用サウナの種類について、業界で統一された明確な定義はありません。
そこで本記事では、屋外用サウナを選ぶ際に重要となる、構造や耐久性、設置の考え方に着目して
- バレルサウナ
- 木製BOX型サウナ
- 小屋型(高耐久タイプ)
の3種類に分類して解説していきます。
それぞれのメリット・デメリットを知ることで「どの種類を選ぶべきか」という判断の参考に役立ててください。
バレルサウナの特徴・メリット・注意点

バレルサウナとは、樽(バレル)のような円筒形の形状をした屋外用サウナです。
北欧や欧米を中心に普及しており、日本でも「おしゃれな屋外サウナ」として人気があります。
写真やSNSでも目にする機会が多く、「屋外用サウナといえばバレルサウナ」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
ここでは、バレルサウナの構造的な特徴と、導入前に知っておきたいメリット・注意点を整理します。
バレルサウナの基本構造
バレルサウナは木材を円形に組み、金属バンドなどで絞めて固定しています。
壁・天井・屋根が一体化しており、丸い形状そのものが構造です。
直径の目安は約1,800〜2,400mm、厚さ約40mm前後の木材を使用することが多く、断熱材を使わず木材のみで構成されているものが多くあります。
特に海外製ではこの傾向が強く、「木の厚み=断熱」という考え方が一般的です。
国産の一部メーカーでは、木材の間に断熱材を挟んだ三層構造のものも登場しています。

バレルサウナのメリット
バレルサウナが選ばれる理由には、次のようなメリットがあります。
まず挙げられるのがデザイン性の高さ。
丸みのあるフォルムは、自然や庭と相性がよく写真映えもしやすいため、別荘やグランピング施設などで採用されるケースが多いです。
また構造がシンプルなので
- 価格が抑えられやすい
- 組み立て設置が簡単
- コンパクトな敷地にも置きやすい
といった点も導入のハードルを下げています。
円筒状で角がないため、温められた空気がサウナ室内を回りやすいのも魅力です。
バレルサウナの注意点
一方で、バレルサウナには事前に理解しておくべき注意点があります。
最も大きい注意点が、断熱性・気密性の問題。
木材のみの構造では外気温の影響を受けやすく、冬場は温まりにくく温度が安定しにくいといった傾向があります。
また、木材は屋外環境では必ず収縮・膨張・日焼けを起こします。
数年使用すると、木の収縮で隙間が生じたり、雨風・紫外線により劣化が進むので定期的なメンテナンスが必要です。
特に長期間使用する場合、「見た目は良いが、徐々に性能が落ちていく」というケースも少なくありません。
さらに構造上、サイズ拡張や前室の追加が難しく、ベンチ配置や動線に制約が出やすいのも後から変更しにくいポイント。
直径が小さいものを選んでしまうと、ベンチに座った時に背中が伸ばせないなどの快適性に差が出てしまいます。
直径2,000mm以上がゆったり座れる目安と考えておくといいでしょう。
木製BOXサウナの特徴・メリット・注意点

木製BOX型サウナとは、四角い箱型の形状をした屋外用サウナです。
バレルサウナに比べて形状がシンプルなため、日本の住宅や敷地条件にもなじみやすく、近年、自宅用の屋外サウナとして選ばれるケースが増えています。
ここでは、木製BOX型サウナの構造的な特徴と、導入前に理解しておきたいメリット・注意点を整理します。
木製BOXサウナの基本構造
木製BOX型サウナは、木材パネルを組み合わせて作られる直方体構造が基本。
四角い箱型デザインで、壁・天井・床をパネルで構成しているので、室内空間が取りやすく、ベンチ配置の自由度が高いのが特徴です。
国内外さまざまなメーカーが製造しています。
製品によって差がありますが、多くは木材を主体とした構造で、断熱材が入っていなかったり最小限の場合も少なくありません。
木製BOXサウナのメリット
木製BOX型サウナのメリットは、手軽さと扱いやすさにあります。
まず、四角い形状のため
- 室内スペースを無駄なく使える
- ベンチの段差設計がしやすい
- 天井高さを確保しやすい
- マンションなどでも導入しやすい
といった実用面でのメリットがあります。
バレルサウナと比べて、設置スペースの融通が利きやすく、比較的導入コストを抑えやすいといった点も、初めて屋外用サウナを導入する方にとって魅力的です。
木製BOXサウナの注意点
一方で、木製BOX型サウナも屋外設置ならではの課題を抱えています。
特に注意したいのが、耐久性と断熱性のバランスです。
木材が外装として露出する以上、紫外線による日焼け・色落ち、雨風による劣化、木材の収縮・反りは避けられません。
そのため、バレルサウナと同様に、数年に一度の塗装・防腐処理と、定期的な点検・補修が前提となります。
また、断熱・気密が十分でない場合、外気温に左右されやすく、熱が逃げやすく温度ムラが出やすいといった体験面での差が生じる点も理解しておく必要があります。
小屋型(高耐久)サウナとは

小屋型サウナとは、屋外用サウナを「簡易的な箱」や「木製キット」ではなく、ひとつの建築物として設計する考え方に基づいたタイプです。
特に屋外では、雨・風・紫外線、夏冬の寒暖差、高温多湿というサウナ特有の環境が同時に重なるため、屋内用や簡易構造のサウナと同じ発想では長持ちしません。
そこで近年注目されているのが、耐久性・断熱性・気密性を重視した「高耐久タイプ」の小屋型サウナです。
サウナ小屋とサウナ建築
一般的にイメージされる「サウナ小屋」は、木材を主体とした構造で、断熱・防湿が簡易的で屋外耐久は使用環境に左右されやすいというもの。
一方、高耐久タイプの小屋型サウナは、最初から屋外設置を前提に建築的に設計されている点が大きな違いです。
断熱・気密・防湿を重層的に設計し、構造体自体が歪みにくく結露・腐食のリスクを抑える設計がされています。
見た目は似ていても、長期使用時の安定感には大きな差が生まれます。
耐久性・耐熱性の違い
屋外で長く快適に使える小屋型(高耐久)サウナには、次のような構造的な考えが共通しています。
- 断熱・気密・防湿を重層的に設計
- 構造自体が歪みにくい
- 結露・腐食のリスクを抑える
- 屋外前提の外装
- メンテナンス頻度を抑えられる設計
こうした構造の違いは、体験の質にも差が出る理由のひとつです。
設計段階から「屋外で長期間使うこと」を前提に考えられているため、外気温の影響を受けにくく、熱が室内にとどまりやすいという違いが生まれます。
また、住宅レベルの外装材を採用することにより、耐久性の向上が期待できます。
屋外用サウナ3種類を比較|どんな人に向いているか
ここまで「バレルサウナ」「木製BOXサウナ」「小屋型(高耐久)サウナ」それぞれの特徴を見てきました。
ここでは、屋外用サウナの種類に迷っている方に向けて選ぶ際に重要なポイントを比較し、違いを整理します。
| 項目 | バレルサウナ | 木製BOX型サウナ | 小屋型(高耐久)サウナ |
|---|---|---|---|
| イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| デザイン | 自然と相性がよく写真映えする | 住宅や庭に溶け込みやすい | 自然にも建築にも馴染むデザイン設計ができる |
| サイズ・拡張性 | 構造上サイズに限界あり | 既製サイズ中心 | 用途に合わせて調整可能 |
| 耐久性・断熱性 | 外気温や湿気の影響を受けやすい傾向 | 断熱仕様によって性能差が出やすく、製品選びが重要 | 屋外前提で設計されているため年数が経っても性能が安定しやすい |
| 向いている人 | デザインを重視しメンテナンスを楽しめる人 | 手軽さを重視、屋根付きの環境での利用など | 長期利用を考え、本格派サウナを求める人 |
ユニット型屋外用サウナ『MORI SAUNA』とは?

屋外用サウナは「形(バレル/BOX/小屋型)」だけでなく、どう作られて、どんな環境で何年使う前提かで満足度が大きく変わります。
当社が製造・販売する『MORI SAUNA』は、この記事で紹介した分類でいうと「小屋型(高耐久)」の考え方をベースにしつつ、現地施工ほど工期や品質ブレを出さないために、工場製作ユニット+現地設置という方法を採用した屋外用サウナです。
工場製作ユニット型だから、仕上がりの“ムラ”が出にくい

屋外用サウナは、断熱層や防湿、気密など、完成後は見えない部分の精度が体験と耐久性を左右します。
MORI SAUNAは温度・湿度管理された工場内でユニットを製作するため、
- 断熱・防湿・気密の施工品質を安定させやすい
- 現地天候の影響を受けにくく、工期が読みやすい
- 施工が長引きにくく、近隣負担を抑えやすい
といったメリットがあります。
設置方法(現地工事は最小限)

ユニット型のMORI SAUNAは、現地での工事を最小限に抑えた設置方法を前提としています。
基本的な流れは、事前に基礎や設置スペースを準備し完成したユニットを現地へ搬入。クレーン等で設置し、固定・接続するというシンプルな工程です。
そのため、長期間の現地工事が不要で天候による工期遅延が起きにくく、近隣への負担を抑えやすいといった点も、導入しやすい理由の一つです。
自由度と既製品のいいとこどり

既製品サウナは手軽な一方で、サイズや間取り、前室などの制約が出やすいことがあります。
MORI SAUNAは、
- mm単位のサイズ調整
- 前室の追加
- 窓サイズ・配置の変更
- 内装・外装カラーの選択
など、使い方に合わせた調整が可能です。
「自分たちの理想を反映したいが、ゼロから建てるほどではない」という方にとって、理想的な選択肢といえるでしょう。
屋外用サウナの種類で迷っている人へ

バレルサウナ、木製BOX型サウナ、小屋型(高耐久)サウナ。
それぞれに魅力があり、情報を調べれば調べるほど「結局、自分にはどれが合っているのか分からない」と感じやすくなります。
ここでは、実際によくある後悔パターンと、失敗しにくくなるための判断基準を整理します。
後悔しやすい選び方
屋外用サウナを選ぶ際、最初に目に入るのはデザインや価格です。
もちろん重要な要素ではありますが、それだけで決めてしまうと「思っていたサウナ体験と違う」ということになりかねません。
屋外用サウナは設置して終わりではなく、使い続けることで価値が決まる設備と考え、初期の印象だけで判断せず慎重に判断する必要があります。
屋外用サウナは、想像以上に過酷な環境に置かれます。
簡易構造の延長で考えてしまうと、劣化の速さや性能低下に驚くことも。
「屋外に置く」という前提を設計に反映しているかは、長期的な満足度を大きく左右します。
メンテナンスを想定せずに導入すると、手間やコストが負担に感じやすくなります。
どこまでメンテナンスを許容できるか、あるいは最初から負担を減らす設計を選ぶか。
この視点を持つことが重要です。
失敗しにくい判断基準
失敗しにくい判断基準として重要なのが
- 短期利用か長期利用か
- 設置環境(直射日光・雨風)
- サイズ拡張・将来計画
- サウナ体験の質
設置環境や体験の質を具体的にイメージし、「この条件で何年利用したいか」を考えることが大切です。
今の使い方だけでなく、将来の変化も想定しておくと失敗しにくくなります。
迷ったらプロに無料相談|MORI SAUNAが最適プランを提案

屋外用サウナは本体選びだけでなく、断熱・気密・結露対策、設置場所や目隠し、外気浴・水風呂の動線まで含めて満足度が決まります。
MORI SAUNAはサウナを“建築”として設計し、軽量鉄骨フレーム×三重断熱で屋外でも安定した熱環境を実現。
mm単位のサイズカスタムや前室付き仕様にも対応でき、柔軟に理想を形にできます。
迷ったらまずはお気軽に無料相談へ。
年間100件以上のサウナ導入サポート実績をもとに、設置条件に合わせた最適なサイズ・仕様・配置までまとめてご提案します。
\国産・三重断熱の本格屋外用サウナ/
まとめ

屋外用サウナには「バレルサウナ」「木製BOX型サウナ」「小屋型サウナ(高耐久タイプ)」と3つの代表的な種類があります。
それぞれにメリットがあり「どれが正解」という答えはありません。
大切なのは、見た目や価格だけで判断するのではなく、どんな環境でどれくらいの期間どんな体験を求めているか。を整理して検討することです。
屋外用サウナは、何年も使い続けた先で価値を実感する設備です。
だからこそ無料相談や見積もり、体験の機会を活用しながら自分にとっての最適な屋外用サウナを見つけてみてください。


