1人用の屋外サウナを自宅に導入したい
自分だけの時間を過ごせる専用空間として、「屋外×1人用」という選択肢に魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。
一方で「1人用では狭くないか」「種類の違いがわからない」といった疑問や不安もつきものです。
本記事では、1人用屋外サウナの本質的な魅力から、選び方、具体的な相談先までを解説していきます。
導入を検討し始めた方にも、製品の比較段階の方にも役立つ内容となっています。

なぜ今「1人用屋外サウナ」が選ばれているのか?

1人用屋外サウナは、単に「小さいサウナ」ではなく、空間の質を自分のためだけに最適化できる設備です。
ここではまず、なぜ今「1人用屋外サウナ」が注目されているのかを整理します。
ソロサウナという価値
1人用屋外サウナの最大の魅力は、完全な没入感です。
- 周囲を気にせず入れる
- 会話・視線・音を気にしなくてよい
- 温度・湿度・音楽を自分仕様にできる
- デジタルデトックスとの相性がいい
一般的なサウナは基本的に共有空間です。
しかし1人用のサウナは、思考整理・リカバリー・メンタルリセットの場としても機能します。
情報過多の時代で、マインドフルネス瞑想が評価されている中、屋外用サウナという非日常空間はマインドフルネスにぴったりな環境です。
サウナが単なるリラクゼーション施設ではなく、「自分を整える時間」を得る設備となります。
屋外設置だからこそ得られる体験
1人用サウナを屋外に設けることで、体験の質はさらに変わります。
星や空、庭の景色を感じられるうえ、サウナから外気浴までの動線も短く、屋内の湿気問題を回避できるのもメリットです。
屋外サウナ→ 水風呂→ デッキチェア
この流れが敷地内で完結するだけで、日常が少し特別な時間に変わります。
1人用屋外サウナの種類を整理する
1人用といっても、構造やカテゴリによって体験は大きく異なります。
本記事では以下の3タイプに分けて整理します。
| テントサウナ | バレルサウナ | BOX型サウナ | |
|---|---|---|---|
| イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格帯 | 10~50万円 | 100~300万円 | 100~250万円 |
| メリット | ・初期費用を抑えやすい ・移動・撤去が可能 | ・体積が小さく、温まりやすい ・デザイン性が高い | ・断熱性能を高めやすい ・省スペース設計可能 |
| デメリット | ・断熱性は常設型より劣る ・強風や積雪地域では注意 | ・奥行きが必要 ・木材のみ構造の場合、経年変化に注意 | ・施工品質による差が大きい ・設計思想で性能が大きく変わる |
テントサウナ

テントサウナは、持ち運びができるタイプの屋外用サウナ。
サイズは基本的に2~4人用の設計が多いですが1人用の商品もあります。
移動・撤去が可能なので、好きな時に好きな場所で楽しむことができますが、日光や雨風で劣化しやすいため常設には向きません。
バレルサウナ

樽型の構造のバレルサウナは熱が効率よく循環し、短時間でサウナ室内を適温に保ちやすいという特徴があります。
主流は2人用以上ですが、小型のモデルも販売されています。
木の香りが広がり、自然の中でととのう体験が魅力です。
BOX型サウナ

紹介した種類の中で最も1人用モデルの選択肢が多いタイプがBOX型サウナ。
サイズ調整がしやすく、都市部にも導入しやすいのが魅力です。
施工品質や構造によって性能や価格に大きな差があります。
1人用サウナの性能は体積で決まる

1人用屋外サウナを検討する際に重要なのは、体積と断熱性能です。
体積が小さい=暖まりやすいは本当?
基本的にはその通りで、サウナの体積が小さいほど暖まりやすい傾向にあります。
特に一人用サウナのような小空間では、室温の立ち上がりが早く、空間全体が効率よく暖まりやすいです。
ただし、これはストーブの出力が十分であることが前提。
出力が不足している場合、体積が小さくても昇温に時間を要する、温度ムラが生じるといった問題が起こる場合があります。
空間体積が小さいほど必要出力は小さくなりますが、天井が高すぎると効率が落ちます。
つまり、小型のサウナは理論上、熱効率がいいカテゴリといえます。
断熱性能で“体験”は変わる
小型のサウナでも、断熱が弱ければ「熱が逃げる」「温度ムラが出る」「結露が起きる」などの問題が起きます。
ここで重要となるのが、サウナの設計思想です。
住宅レベルの断熱設計を応用した構造では、熱を室内に戻しやすく、柔らかい輻射熱環境をつくりやすくなります。
同じ1人用屋外サウナでも、断熱性能によって体験は大きく変わります。
1人用でも妥協しないためのチェックポイント

導入前に確認したいポイントは以下の項目です。
- ストーブ容量(6kW前後が目安)
- ストーブの種類(電気か薪か)
- 換気設計
- 使われているガラスの種類(単板か複層か)
- 排水設計
- 清掃性
- 耐候性
屋外設置では、断熱と構造安定性が特に重要となります。
1人用屋外サウナはこんな人に向いている

ここまで解説してきた内容を踏まえると、1人用屋外サウナは価値観がはっきりしている人に向いている選択肢といえます。
自宅時間の質を上げたい人
単なるリラックスではなく、思考の整理や仕事・創作のパフォーマンスを高めたいという目的を持っている人に向いています。
1人用屋外サウナは、静寂を確保できるので「回復の空間」から「マインドフルネス」へと昇華しやすいのが特徴です。
本格的なととのいを追求したい人
サウナ体験を重ねていくと、熱の質やロウリュの蒸気感、外気浴との動線などに敏感になります。
1人用屋外サウナは、体積が小さい分温度管理がしやすく、再現性の高い環境をつくりやすいというメリットがあります。
限られた敷地に導入したい人
1人用屋外サウナは、設置面積を抑えやすい、建物とのバランスがとりやすいというメリットがあります。
敷地条件に制限がある方ほど、1人用屋外サウナは現実的な選択肢になります。
サイズ選びで迷うなら?1人用と2人用の考え方

1人用屋外サウナを検討する際に「1人用にするか2人用にするか」は多くの人が迷うポイントでもあります。
ここでは迷った時の判断軸を整理していきます。
使用人数だけで決めない
単純に「何人で使うか」だけで判断すると、後悔する場合があります。
例えば、ほとんど1人で使うがたまに家族が入る可能性があるというケース。
この場合、1人用を徹底的に最適化するのか、2人用で余裕を持たせるのかで体験の質は変わります。
1人用のメリット
1人用のメリットを整理すると以下の通りです。
- 体積が小さくあたたまりやすい
- ストーブ出力を抑えられる
- 設置面積がコンパクト
- 没入感が高い
「自分専用の空間」としての完成度は1人用の方が高くなりやすいです。
ただし、1人で入るとはいえ1人用だと窮屈に感じるケースもあります。
そんな時は、ガラス面の大きな製品を選ぶと窮屈感がかなり緩和されるので選択肢に加えるといいでしょう。
ガラス張りサウナの魅力や注意点については、屋外用サウナをガラス張りにするメリット・デメリット|失敗しない設計ポイントとはで詳しく解説しています。
2人用のメリット
2人用のメリットでは
- サイズによっては横になれる
- 将来的な使い方に柔軟性がある
- 空間にゆとりがある
というものがあります。
足を伸ばしたりあぐらをかけてくつろげるなどの使い方ができる反面、必要出力が上がる、設置スペースが必要などの現実的な要素もあります。
1.5人用という考え方
最近では、「基本は1人、たまに2人」という使い方を想定した、やや余裕を持たせたサイズ設計の製品もあります。
この場合、体積を抑えつつ柔軟性を持たせる設計が鍵となります。
迷ったら体験してみる
図面上ではわかりにくいのが、圧迫感や熱の回り方、ベンチ幅の体感です。
1人用と2人用では、空間の密度と熱環境の質が微妙に変わります。
可能であれば、実物を体験したり、専門家への相談を経ての判断が安心です。
『サウナの専門商社』なら1人用から本格導入まで相談可能

当社はMORI SAUNAを製造していますが、同時に自社で運営するサウナ専門ECサイト「サウナの専門商社」を通じて、国内外150以上のメーカー製品を取り扱っています。
1人用屋外サウナを検討する際、最初に迷うのは「どのメーカーが正解か」ではなく、どのカテゴリ・どの仕様が自分に合っているかという点です。
テント・バレル・BOX型、それぞれに特徴があり、さらに断熱仕様やストーブ選定まで含めると選択肢は一気に広がります。
特定ブランドのみを前提にするのではなく、幅広い選択肢の中から比較検討できる立場で提案できるのが特徴です。
年間取引実績は200件以上。
個人宅の1人用導入から、宿泊施設・温浴施設などの事業用サウナまで、用途や規模を問わずサポートしています。
専門スタッフが、サウナ選定から導入、アフターフォローまで伴走。
さらに、屋外設置に関わる設置時に関わる法律(消防・建築基準・公衆浴場法等)関連のサポートも可能です。
予算内で最適な組み合わせを提案できるのも強みです。
メーカーをまたいだ比較や、ここだけのセット割引など、導入コストを抑える提案も行っています。
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まとめ

1人用屋外サウナは
- 静寂
- 解放感
- 高い熱効率
- プライベート性
を兼ね備えた選択肢です。
重要なのは、性能を軽視せずに体積と断熱を意識して、製品の検討をすること。
自宅に自分だけの空間をつくるという発想は、思っているより現実的かもしれません。
まずは情報を整理し、相談することから始めてみてはいかがでしょうか。


