MORI SAUNAでは、内装材として岡山県産の最高グレード国産ヒノキを選んでいます。


日本のヒノキ産地の中でも特に名高く、建築材としてはもちろん、神社仏閣にも用いられてきた歴史ある材です。
岡山県産ヒノキを採用した理由。
私たちが目指したのは、“日本の建築技術でつくる、長く安定して使える屋外用サウナ”。
そのためには、高温・多湿という過酷な環境に耐え、心地よい香りや手触りまでも維持できる木材が欠かせません。
そこでたどり着いたのが、岡山県で育ったヒノキでした。
岡山の気候や土壌は、ヒノキがゆっくり密に育つ条件が揃っており、
- 木目が細かく美しい
- 耐久性が高く樹脂成分も豊富
- 湿気や熱による変形が起きにくい
- 香りが強く、心地よさが長く続く
といった、サウナに求めたい性質を兼ね備えています。

さらに、MORI SAUNAで使用するヒノキは丁寧に乾燥させた材のみを採用。
適切に乾燥されたヒノキは反りや割れを起こしにくく、サウナ特有の湿熱環境でも安定して使い続けることができます。
木の香りがリラックスと没入感を生む。


サウナ室に入った瞬間にふわりと広がる、清々しいヒノキの香り。
木肌から放たれる香り成分には、
- 深いリラックス効果
- 呼吸が整う感覚
- ぬくもりに包まれるような安心感
があり、サウナという体験そのものを格上げします。
自然素材だからこそ、時間が経つほど香りが落ち着き、“育っていく空間”として愛着が増していくのも魅力です。
なぜMORI SAUNAは「国産ヒノキ」にこだわるのか。
創業者が世界中を巡り、北欧の木材・デザイン・文化・サウナ室の空気感を体感した上で、最終的に辿り着いた答えが 「日本のヒノキは、世界でも特別」 という確信。
理由はシンプルです。
- 湿度の多い日本の気候で育っているから、湿熱に強い。
- 人工のアロマではつくれない深さのある香り。
- 経年変化が美しく、濡れても乾いても木目が整う。
- 古来から建築文化の中心であり、信頼性が揺るがない。
素材選びはサウナ体験の“基礎”。
その基礎に、日本が世界に誇るヒノキを選ぶことは、MORI SAUNAにとって必然でした。
使うたびに木が呼吸し、空間が育つ。
ヒノキは生きた素材です。
湿熱と乾燥を繰り返すサウナ環境の中でゆっくりと変化し、時間とともにサウナ室の表情を深めていきます。

ロウリュの蒸気を受け止めて熱をやわらかく広げ、香りで心を包み込み、冬にはぬくもりを、夏には軽やかな空気を生む。
こうした木材の変化が、“木とともに育つサウナ”というMORI SAUNAならではの価値を生み出します。