Philosophy 1:優しい熱、深く届く。

MORI SAUNAは三重断熱構造であり、ガラスには複層ガラスを採用し断熱性能を最大限に高めています。


肌の奥までじんわり届き、呼吸を妨げず、長く心地よさが続く。
その理由は、一般的な小屋サウナとはまったく異なる建築レベルの断熱構造にあります。

全面断熱×蓄熱構造×高気密。

MORI SAUNA 屋外用サウナ

サウナ建築としての理想を追求した壁体。

MORI SAUNAは、創業者が長年培ってきた「高断熱・高気密・耐震」住宅のノウハウを全面的に導入しています。

その構造は、屋外用サウナの領域を超え、もはや住宅クラス以上と言える性能です。

壁は“三重断熱”構造で、熱を逃がさない。

MORI SAUNA 屋外用サウナ 三重断熱

壁厚100mmの内部には、“三重の断熱材”が組み込まれています。
さらに、輻射熱を室内に返しつつ湿気の侵入を防ぐ遮熱防湿シートも併せて仕込まれており、サウナの温度と空気を安定させる役割を果たします。

内側には厚みのあるヒノキがあり、ロウリュ後のやわらかな熱をふわりと抱えてくれます。

外側には外気を寄せつけず熱を逃がさない層がしっかりと包み込み、空間全体を心地よい温もりで満たします。

こうした多層構造によって、ストーブを強く焚かなくても、やさしく深い熱が空間にゆっくりと広がっていくのです。
実際、外気温が10℃だった12月の検証でも、室温はしっかり100℃を超えました。

MORI SAUNA 屋外用サウナ 温度
外気温10℃の12月に実測した温度。

さらに、室温が100℃を超えていても外側のガラスはほとんど熱を持ちません
断熱ペアガラスが熱を逃がさず、中の熱だけを保つため、結露もほとんど発生しません。

一般的には「ガラス面が大きい=断熱性が下がる」と懸念されがちですが、MORI SAUNAではこの断熱ペアガラスを標準採用しているため、ガラス部分もしっかりと断熱され、冬場でも熱が逃げにくい構造になっています。

寒冷地や特殊環境では、トリプルガラスや開口サイズの調整など、環境に合わせたカスタムも可能です。

鉄骨フレームが生む、揺るがない高気密。

MORI SAUNAの躯体には、一般住宅にも使われる軽量鉄骨フレーム(LGS)を採用。

MORI SAUNA 屋外用サウナ 国産
MORI SAUNA 屋外用サウナ 国産

サウナを小屋ではなく、住宅としてとらえ、住宅にも採用される軽量鉄骨を使用しました。

アウフグースもできる広々空間。

MORI SAUNAは天井高が2m以上ある設計のため、人が立ってタオルを大きく振るアウフグースも可能です。

MORI SAUNA 屋外用サウナ 広さ

アウフグースやロウリュにより、より立体的で深く包み込まれるような熱体験を味わえます。

息苦しくならない換気設計。

MORI SAUNAは、中温×ロウリュでじっくり温まる“フィンランド式サウナ”に最適な設計
息苦しさなく、どの席でも長時間快適に過ごせます。

断熱・気密を強化するほど難しくなるのが「換気」ですが、MORI SAUNAはこのバランスに細心の注意を払っています。
稼働時の空気の流れも綿密に設計しており、ストーブ上部で生まれる上昇気流が自然に排気口へ導かれることで、空気が滞留しにくい循環を実現しています。

ストーブ上の紙が自然に持ち上がる様子。
気流により排気口に紙が吸い付く様子。

適切な給換気口の設置と息苦しさのない空気循環により、「空気が重い」というサウナ特有の不快感を排除。
どの席に座っても、どのタイミングでも、“清潔で深呼吸できるサウナ” を味わえます。

冬でもすぐ温まる。熱が長く続く。

三重断熱と蓄熱構造の相乗効果により、

  • 立ち上がりが早い
  • ロウリュ後の温度低下が小さい
  • 熱の刺さるような痛みがない
  • 室内が均一に温まる

という、屋外用サウナにとって理想的な性質を実現。

特に冬場の使用では、住宅レベルの断熱性能が“明確な違い”として現れます。