MORI SAUNAのデザインの根底には、創業者が世界各国を巡って得た問いがあります。
「空間は、人にどんな感情をもたらすべきか。」
森に包まれるような安心感。
自然と同期する静けさ。
そして、建築が風景の一部になる美しさ。
MORI SAUNAは、その答えを形にした屋外用サウナです。

ペアガラスで、開放感と断熱性を両立。
MORI SAUNAのサウナ室は、風景がそのままサウナ体験の一部になるように設計されています。
特徴的なのは、建築のフレームラインを極限まで削ぎ落とした大開口ガラス。
視界を遮る要素を排し、森、山、湖、空──その土地の自然がダイレクトに広がります。

- どの席からも視界が抜ける
- 外の光が差し込み、木を照らす
- 自然の色が、サウナ室の木目と溶け合う
室内と外の境界線が消えていくような感覚。
それこそが、MORI SAUNAが目指す体験です。
一方で、単にガラスを大きくすれば良いわけではありません。
一般的に「ガラス面が大きい=断熱性が下がる」という懸念がありますが、MORI SAUNAでは断熱性能を備えたペアガラスを標準採用。
寒冷地や特殊環境では、トリプルガラス仕様や開口サイズの調整といったカスタムも可能です。
“自然とひとつになる開放感”と“快適性”の両立。
設置環境に合わせて最適な形に仕立てられることも、MORI SAUNAの価値です。
扉にもペアガラスを採用し、外気の影響を受けにくい。

MORI SAUNAは出入口のドアにも、大きなガラス面を採用しています。
このドア部分も前面同様に高断熱のペアガラスを使用しており、デザイン性を高めつつ、室内の熱を逃がさない構造になっています。
自然に溶け込む外観デザイン。


MORI SAUNAの外観は、余計な装飾を持たない静かな佇まい。
直線的でミニマルなシルエットは、自然の中に置くほど美しく際立ちます。
サウナが主張しすぎず、風景の一部になる。その“存在の美しさ”を追求しています。
景色を眺めるだけでなく、風景そのものを“体験”に変える設計。


一般的な窓は「景色を見るため」のもの。
しかしMORI SAUNAが採用する開放的なガラスは、景色そのものをサウナ体験に取り込むための装置です。
- ロウリュ後、蒸気越しに揺れる森の影。
- 夕暮れには、差し込む光がヒノキの天井をやわらかく染める。
- 雨の日は、ガラスをつたう雫のリズムが心地よく響く。

感覚すべてが自然に包まれ、ただ「入る」だけではなく、“森の中でととのう”という体験が成立します。